腰痛の原因にストレスが関係している?その理由と解消法について解説
腰痛といえば、ヘルニアなどの腰部分に原因がある疾患と思っている方も多いでしょう。ところが慢性的な腰痛の場合、ストレスが原因となっている場合があります。今回は、腰痛とストレスの関係性や解消法などについてご紹介しますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。
1. 腰痛とストレスの関係性
腰痛は、腰の神経が原因で起こることが多い症状です。ぎっくり腰などの一部の症状を除き、基本的には慢性的になりやすい症状なので、多くの方が腰の痛みに悩んでいます。このような慢性的な腰痛に、ストレスが関係していることがあるのです。
ストレスは精神的なものですので、腰痛とは無縁というのが一般的なイメージでしょう。しかし、腰痛とストレスには関係性があるのです。
まず、慢性的になってしまう理由に関係があります。通常なんらかの痛みを感じた場合、脳が痛みを感じにくくする体内ホルモンの分泌を促します。
しかし、強いストレスを抱えてしまっていると、このホルモンの分泌が正常に行われなくなってしまうのです。その結果、痛みを和らげることができなくなり、痛みを強く感じ続けてしまうようになってしまいます。
また、痛みの原因にもなる場合もあります。ストレスを感じた体は血行不良になる傾向にあり、血行不良になることによって腰に痛みが生じてしまうことがあるのです。
2. ストレスの原因
そもそもストレスというのは悪い意味であると多くの方が捉えているかもしれませんが、本来の意味でいえば『外部からの刺激』ということになります。高い目標に対するチャレンジのような場合にはよいストレスとなりますし、嫌な目にあった際に感じるものは悪いストレスとなるでしょう。
社会人として働いている以上、どちらのストレスも感じることはありますが、やはり悪いストレスの方が実際のところ多い傾向にあるのではないでしょうか。上司からの叱責やパワハラなどのハラスメント行為など、悪いストレスの原因になるものは多岐にわたります。
また、小さなストレスが積み重なっていき、それが限界を超えてしまうこともあるでしょう。相手に対して意見をすることが難しいことも考えられますので、そういった方に関しては人よりも多くのストレスを抱えてしまいがちです。
ストレスの多くは、人間関係の中で感じてしまう場合が多いのではないでしょうか。現実的ではないかもしれませんが、例えば無人島で生活している場合、それほどストレスを感じないはずです。
社会で生きていく以上、他者と関わらなければなりません。年齢や性別問わず、どんな方であってもストレスは溜まってしまうので、ストレスを溜めないようにしていきましょう。
3. ストレス解消法
ストレスを抱え込んでしまうのではなく、適度に解消することが重要となってきます。人によって方法は異なるかと思いますが、定期的に発散しなければ、腰痛などの症状が出てくるようになってしまうでしょう。
また、腰痛だけでなく、精神的な疾患にまで発展してしまう恐れもあります。精神疾患は一度患ってしまったら、長期の療養が必要なります。
些細なことでも構いませんので、気持ちの切り替えができるような趣味をご自身の中で持っていることが大切ではないでしょうか。カラオケで歌うことがストレス解消になる方もいますし、普段は食べないようなおいしい料理を食べることが気分転換になるという方もいます。このように、自分のストレスを発散できる趣味を見つけることが重要となるのです。
4. 鍼治療がおすすめ
ストレス発散によって腰痛の症状が改善される可能性もあります。しかし、すでに痛みを感じている場合には、早期の治療施術が必要になります。
常に痛みを感じていることで、それがまたストレスになってしまうこともあるからです。このような悪循環を断ち切るために、鍼治療がおすすめです。
鍼治療を行うと、辛い痛みを緩和させることができます。経穴と呼ばれるツボに対して鍼を刺し、体のバランスを整えるという施術になります。さまざまな種類がある腰痛でも、その原因に合わせてアプローチが可能となるのです。
施術中はベッドの上で寝ているだけでよく、施術中は鍼の痛みもほとんど感じないものですなので、リラックスできるという効果もあります。ストレス発散にもつながり、腰痛の改善に適しているといえるのです。
5. まとめ
ストレスを抱えることによって血行不良を起こし、それが辛い痛みとなって体に出てきてしまうことがあります。また、慢性的な腰痛によって日常生活もままならないという方もいらっしゃるかと思います。今回ご紹介した解消法や鍼治療によって、辛い痛みを改善させましょう。
「三軒茶屋はり灸イーゲル」では、鍼治療によって腰痛の痛み緩和やリラクゼーション効果を促します。経験豊富なスタッフが丁寧に施術いたしますので、お困りの方は一度ご相談ください。