肩こりとストレス 鍼灸
肩こりとストレスの関係とは?その解消方法も詳しくご紹介
現代はストレス社会といわれており、大きなストレスに悩まされている方も決して少なくありません。また、現代人の多くは、肩こりにも悩まされています。
肩こりの原因として、長時間のデスクワークなどがありますが、実はストレスとも大きく関係しています。今回は、現代人を悩ませる「ストレス」と「肩こり」を解消する方法について紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1. 肩こりの原因にはどんなものがある?
肩こりが起きてしまう原因は1つではなく、いくつかのもの合わさっているケースが多くあります。ここからは、肩こりの原因について解説していきます。
1-1. 眼精疲労
肩こりと深い関係にあるのが、眼精疲労です。パソコンやスマートフォンをいじる時間が長い現代人は、眼精疲労になりやすい傾向にあります。また、眼精疲労だけでなく、肩こりにも悩まされているというケースも少なくありません。
目の周りには、ピント調節機能を持っている毛様体筋という筋肉があります。毛様体筋は近くのものを見るときに緊張状態になり、遠くのものを見るときにその緊張状態が和らぎます。この毛様体筋と関係しているのが、自律神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経が交代で働きながら体の機能を守ってくれています。パソコンでの仕事やスマートフォンをいじるといった行為が長時間続くと、交感神経と副交感神経のバランスに乱れが生じます。このような乱れも眼精疲労につながり、やがて肩こりになってしまうのです。
1-2. 運動不足
運動不足も肩こりの発生原因となります。運動をしない生活をしていると筋肉の柔軟性が失われて、徐々に筋肉が硬くなっていきます。筋肉が硬くなってしまうと血行不良となり、肩こりとなってしまうのです。
1-3. 長時間の同じ姿勢
デスクワークで長時間同じ姿勢でいることも、肩こりの原因といわれています。同じ姿勢を続けると筋肉が緊張状態となり、やがて肩こりを引き起こすのです。