三軒茶屋 鍼灸 腰痛 施術|三軒茶屋の鍼灸「三軒茶屋はり灸イーゲル」

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三軒茶屋 鍼灸 腰痛 施術

以前、腰痛の種類をご説明しました。今回は当院で行っている実際の施術を説明していきます。

同じ腰痛でも急性の腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」と慢性の腰痛では施術は大きく変わります。

急性の腰痛の場合は腰を痛めてから「どのくらい経ったか」が重要です。痛めた直後の場合、炎症が強く幹部の熱感、痛みが激しい、動きが制限されるなどの症状が診られます。このような場合は炎症を散らすことが重要です。具体的には「知熱灸」というお灸を使用します。炎症にお灸を使うのは不思議な感覚ですが、知熱灸には炎症を散らす作用があります。鍼も患部への直接的なアプローチはなるべく避け、遠隔部から緩めていきます。全体的に緊張を緩め、炎症を鎮静化することが重要です。

急性でも痛めてから何日かたっている場合は、より直接的なアプローチが可能になります。なぜなら炎症が収まってきていることが多いからです。なので全体の緊張を緩め、患部の筋肉をほぐすことにより痛みを和らげ、運動機能を改善していきます。この段階になると患部へ直接施術しても問題ありません。痛めた直後に来院される患者様も2回目、3回目の来院で患部の状態が変化していきますので、状態にあわせて施術を変えていくことが必要です。

多くの場合急性の腰痛は3から5回の施術で回復します。その後は再発防止のためにストレッチ等を指導しています。また普段からのケアが大切なので回復されてもメンテナンスのため定期的な来院をお勧めしています。

慢性の腰痛は急性よりも遥かに複雑で時間がかかります。多くの場合、骨格、姿勢といったものが腰に負担をかけている場合が多く、たんに腰の痛みをとるだけではなく骨格や姿勢も矯正していかなければなりません。この矯正に時間がかかります。なぜなら生活習慣、職場環境などから時間をかけて変化して言ったものなので簡単には戻りません。巷には「根本治療」をうたった治療院を見受けられますが、根本を治すというのは口で言うほど簡単ではありません。例えば背骨の歪み一つとってもなぜ歪むのかを考えないといけないのです。背骨の歪みは、股関節はもちろん、肩甲骨や上腕骨も関わります。上腕骨や肩甲骨の角度は頸椎にも影響を与えます。頸椎がまえに傾いていくとストレートネックなっていきます。頸椎の歪みはそのまま腰椎にも影響を与えるので、腰痛の施術でも頸椎も調整しなければなりません。

このように主訴である腰痛の痛みを緩和しながら、股関節や頸椎を調節し背骨の歪みなどを矯正していかなければいけません。その為には時間をかけて根気よく施術していく必要があります。

当院では患者様の状態にあった施術計画を立て説明をします。電話やメールでの相談も対応いたしますのでお悩みの方はご相談ください。

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