営業職・立ち仕事|三軒茶屋の鍼灸「三軒茶屋はり灸イーゲル」

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営業職・立ち仕事

忙しく歩き回っている方のお悩みと対策

営業職、接客業など立ち仕事の店舗スタッフの方々の職業病。
症状として多く見られるのは、肩・首のコリと腰痛です。それぞれの症状や原因、対処法を解説!

肩・首のコリの原因とは

まずは肩・首のコリの原因から見ていきましょう。肩・首のコリには3つの原因が挙げられます。

筋肉の緊張

営業職や立ち仕事は筋肉が緊張する

まず挙げられるは筋肉の緊張です。動きを制限されるスーツなどを着用し、外回りの営業では鞄を持つ(片手で持つ場合は一方に荷重がかかる)、運転や商談中の固定された姿勢が部分的に負荷をかけます。

業務の内容や姿勢にもよりますが、立ちながら腕や指を動かす作業などは、反復動作を行うことで常に筋肉を緊張させています。それを繰り返していると、筋肉はだんだんと疲れを溜めていき、固くなっていきます。その結果血管を圧迫させ末梢神経を傷つけることで痛みが発生します。

血行不良

血行不良が痛み悪化の原因に

よくあるのが、目の周りの筋肉、肩、ふくらはぎ、股関節、肩甲骨などの血行不良です。部分的なコリが発生すると血行が悪くなります。血液は常に体内の各部位に酸素と栄養素を運んでいますので、そのため血の流れが悪くなると、筋肉に酸素や栄養素が行き渡らなくなることで活動エネルギーが不足し、結果的に筋肉の疲労度が増していきます。

血行の悪化を放置しますと、より体が硬くなり、さらに血行が悪くなります。そして、肩・首のコリだけではなく他の部位にも影響が出てきます。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れが肩・首のコリにつながる

ストレスによる自律神経の乱れも肩・首のコリの原因に大きく関わっています。ストレスを抱えることで交感神経ばかりが活動してしまうというものです。

交感神経が働くと筋肉が収縮され、緊張を保つようになります。そして副交感神経の働きを失っているため筋肉疲労が蓄積され、やがて肩・首のコリの症状として現われてくるのです。

腰痛の原因とは

立ち仕事で多く見られる腰痛「のけぞり腰痛」は反った態勢により生じてしまう腰痛のことで、その原因は姿勢と腹筋にあります。

反り腰

反り腰が原因の腰痛

「のけぞり腰痛」の要因は姿勢の悪さです。姿勢の悪さというと猫背のような前傾姿勢のイメージがありますが、逆に反った姿勢もあまり良い態勢とは言えません。

例えば営業職であれば、電車やバスでつり革につかまることが多いと思いますが、そのような時に反り腰になることが多くなります。反り腰は骨盤が通常より前傾しており、バランスを保つために腰が反った状態のことです。反り腰を続けていると、腰の筋肉に過度な負担がかかるので慢性的な腰痛、「のけぞり腰痛」になってしまいます。

腹筋の弱さ

腹筋が衰えることにより起こる腰痛

腹筋の弱さも「のけぞり腰痛」の一因です。腹筋が弱いと腰の筋肉の方が強くなってしまい筋肉のバランスが崩れてしまいます。腹筋が弱ければ弱いほど腰の反りを強くする筋肉が過剰に働くため反り腰となり、慢性的な腰痛を惹き起こしてしまいます。

肩・首のコリと腰痛の対策

ここまで肩・首のコリと腰痛の原因を紹介してきましたが、これらを改善するための対策とはどんなものでしょうか。特に仕事で忙しい方は手間がかからない対策をしたいのではないかと思います。ここでは病院等の医療機関を使わないセルフケアについて紹介していきます。

肩・首のコリの対策

1

マッサージをする

まず挙げられるのはマッサージです。患部を直接揉みほぐすことで筋肉を弛緩させ、血の巡りを良くしてあげましょう。肩・首のコリの根本的な解決にはなりにくいですが、一時的に痛みを緩和させることができます。肩や首の患部にあたる前に脇の前後にある筋膜をマッサージすると血流やリンパの流れが良くなり、より効果を感じることができるでしょう。

2

体を温める

肩・首のコリの改善には身体を温めることも重要です。身体を温めると血行が良くなるため、肩・首のコリによる痛みの緩和を促進してくれます。具体的には日常的に温かい恰好をしたり、入浴をしたりするだけでも構いません。患部に蒸しタオルなどを直接当てて温めるのも良いでしょう。冷え性の防止にもなるので習慣に取り入れるのがおすすめです。

3

ストレッチをする

ストレッチもおすすめとなります。肩・首のコリは姿勢の悪さや身体全体の歪みにも要因があるため、定期的にストレッチを行うと効果的です。具体的なストレッチ方法としては、肩を上げ下げし、前後に動かします。また、肩と首の両方を回すことで周辺の筋肉を和らげてあげましょう。

ここまで肩・首のコリと腰痛の原因を紹介してきましたが、これらを改善するための対策とはどんなものでしょうか。特に仕事で忙しい方は手間がかからない対策をしたいのではないかと思います。ここでは病院等の医療機関を使わないセルフケアについて紹介していきます。

腰痛の対策

1

姿勢を改善する

「のけぞり腰痛」を解消するには反り腰を改善しなければなりません。そのため、まずは自分の日頃の姿勢をチェックして反り腰にならないよう心がけましょう。

2

腹筋の筋トレをする

「のけぞり腰痛」は筋肉のバランスや骨盤の歪みから発生しているため、あまりマッサージをしても効果がありません。そのため、腹筋を鍛える筋トレをすることで弱っている腹部の筋肉アップを図りましょう。腹筋と腰の筋肉とのバランスが均等になれば反り腰の改善になるので「のけぞり腰痛」を根本的に解決することができます。

しかし、筋肉アップには時間がかかります。なかなか効果が見られないからといって無理な筋トレを行っていると腹部だけでなく患部である腰の筋肉まで使ってしまいます。筋トレで痛みをより悪化させてしまっては本末転倒ですので時間をかけてゆっくり自分のペースで取り組みましょう。

3

ストレッチをする

軽い体操程度でも構いませんので仕事の合間に身体を伸ばして筋肉を弛緩させましょう。休日には腰の負担を軽くするために筋肉に柔軟性を与えるためのストレッチがおすすめです。その際腰だけでなく太もものストレッチも行いましょう。太ももは腰の負担を軽減させているため、太ももの柔軟性が増すと腰痛の緩和や予防にもなります。筋トレと同様、腰をさらに傷めない程度に行うのがポイントです。

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